FiiO M9を買ってしまったお話

どうも

実は今までONKYOのDP-S1を愛用していたのですが、ある日突然バランス端子のところが外れてしまいました。無理な力をかけたわけでもないのですが...

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それを無理やりボンドでくっつけて使おうと思ったのですがそもそも音が出なくなってしまいました。最悪。

そういう事もあって新しいのが欲しかったのですが、FiiO X5 3rdがまあまあ良かったこと、小さめのバランス対応DAPがほしかったこと、USBDACが使えること、値段が4万以内であることを条件に探したところ一つしか候補がなかったのでヨドバシカメラ郡山に行ってきました。

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おっとこれは....

・何買ったの？

買ったのはFiiO M9です！

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2コア1Ghzのメモリ1GBということで動作が心配でしたがとりあえず新しいのが欲しかったので買ってみました。

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新品で買ったのですが、初めて新品でDAPを買った気がします。イヤホンとかは新品しか買わないけど。

FiiOはガラスフィルムとケースが最初から付属してるのがいい点です。それらを買うお金が発生しなくていいので個人的にはすごく嬉しいです。

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そしてこれも買ったもう一つのポイント、充電端子がTypeCなのです！！

これがもう個人的に嬉しすぎてイキれますね。

・スペックや装備について

SoC：Exynos 7270

RAM：約1GB(そのうち使えるのは700MB程度？)

ROM：2GB

SDスロット：一基(2TBまで対応)

OS：フルカスタマイズ済みAndroid7

ディスプレイ：3.2インチ(800×480)

DAC：AK4490EN×2(TwinDAC)

LPF：OPA1612

BUF：OPA1622×2

端子：2.5mmバランス端子、3.5mmヘッドホン出力端子(同軸出力、ラインアウト兼用)

再生：PCMは24bit/192kHz、DSDは5.6Mhzのネイティブ再生に対応。

機能など：Bluetoothレシーバー機能(SBC、LDAC、apt-x、apt-x HDなど対応)、USB DAC機能、USB出力機能、AirPlay、FiiO Link(リモート機能)、AmazonMusic、Spotifyなどのストリーミング再生機能。

その他の細かい仕様はHPでお確かめください。3万程度とは思えないほど高機能です。

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サイドは上から電源ボタン、ボリュームダイヤル、再生停止ボタン、曲戻し、曲送り、SDスロットです。全部左側に集中しています。できればボリュームは右側に配置してほしかった。

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ホーム画面です。iPhoneみたいにホームにアプリが並ぶ感じです。実はこのOS、かなりカスタマイズされてて、Androidの利点は残しつつものすごく軽量でサクサクなのです。一部のアプリはホワイトリスト形式でapkを入れてインストールするタイプになります。SoundCloud、ES File Explorer、Poweramp、Neutronなどはインストールできます。(なお有料の認証はどうするか不明)

下にあるFiiOロゴは状況によって色が変わります。再生中は青だったりハイレゾ音源だとまた色が変わったりします。遊び心があって楽しいです。

大きさはDP-S1と比べてほとんど一緒な感じです。

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・音質はどうなの？

機能が良くても音質が良くないと買った意味がないです。

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実際にFinal E4000とYinyoo YYX4822で聴いてみました。曲はMAN WITH A MISSIONの「Remember Me」。48kHz/24bitのハイレゾ音源です。DP-S1と比べて解像度感が高く感じ、セパレート感が高く感じます。音はどっちかというとドンシャリ気味、ただFiiO X5 3rd特有だったカチカチ感がなく、より聴いてて楽しい音になってます。FiiO X5 3rdはかなりモニタリング向けでしたが、M9はかなり楽しいです。DACは全く一緒なのにここまで違うんだと感じました。

個人的に旭化成のDACはかなり高音が刺さるイメージが有りましたがそんなことはありません。多分FiiO X5 3rdが異端児だっただけでしょう。ちなみにDP-S1はESS社製のDACでした。